変わらないのが集まっても意味がないし、よそとくっつくと変化がかえって遅くなるかもしれない。
新時代に耐える形にならないと永続性はない」「銀行は『社会の公器』の役目をほかの企業以上に請け負わないといけない面がある。
経済合理性にあわないビジネスがいっぱいあり、本当は伸ばしたい領域に進めないジレンマがあるはずだ。
そういう銀行の機能を持たない強みもある」 N の目指す新しい業態とは何か.「「貯蓄から投資へ」と言うけど、スローガンを掲げれば自然とそうなるわけではない。
これは、あいだに立つ人が相当の覚悟を持って取り組まないといけない。
"覚悟″というと暗くなるけど、この流れをマクロベースでつくらないといけない。
N はそのときの水先案内人であり、先兵になる。
顧客と真正面から向かい合い、説明義務をきちんと果たして投資に誘導する役割だ」「株式の魅力の伝え方も考えないといけない。
デートレーダーのような投資家は増えているけど、株式の投資価値を考えたら、毎日の値動きをウオッチする類型ばかりではないはず。
時間軸の長い投資では、ベンチャーキャピタルみたいな部分、上場株で言えば持ち株会や累積投資などがあるが、まだ小さい。
「今日買えば、明日は上がるでしょう」という、かつての固定手数料時代の株式の眺め方で訴えかけていたらダメ。
自分たちが一番真骨頂を発揮できるのは投資領域なのだから、それまでの経験を顧客に伝達するという力がもっと求められる」「さりとて貯蓄領域だって自分たちの仕事の一つだという心構えはいる。
例えばローン関連業務。
ローンを提供するのは銀行だけと思われるけど、銀行だって貸し先は十分ではない。
そこにはローンが不足している人もいる。
新たにローンを出す人と欲しい人との間に入って仲介するのは証券会社だってやっていい。
顧客の目線で考えれば、銀行には応えられないニーズがある。
不動産も従来は個別性が強くて証券会社が介在できなかったが、Rのようなファンドの登場で金融に近付いてきた。
いまは貯蓄領域でも将来の投資に結び付く材料があるはずだ」金融コングロマリット(複合企業)は必要か。
「コングロマリットは経営者ならだれでも想起すると思う。
自分たちが一番得意とするビジネスに特化するモデルもあるけれど。
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